第一回お泊り会 at お教室
音声をテキストにしたもの
きょうは小さな生徒さんの、第一回お泊まり会。
うちにあった小さなぬいぐるみ、大きなぬいぐるみ一式。
全員集合です。
はじめのあいさつ、注意事項など、自分で書いてきた「式次第」にもとづいて、
小さな生徒さんが取り仕切ってくれました。
「ケンカをしない、ふざけない、遊ばない・・・」(校長先生=サルのぬいぐるみ)
「え~!?遊ばない?(はははは)」(わたし)
「ははは!遊んでもいいです」(校長先生)
その後、夜ごはんの会、花火大会と、お泊り会はつつがなく進行。
ぬいぐるみさんたちも、グループ分けされて、ケンカもせず、ヨクデキマシタ。
9時過ぎて、
「眠いですヨ~、むにゃむにゃ」
と、オラがアピール。
おやすみなさいの会のはじまりです。
教室にふた組、布団を敷き、パジャマに着替え、はみがきをし、「校長先生」のごあいさつを「みんな」で聞きました。
しかし、布団に横になったものの、
暑いですねぇ。
なかなか寝つけない。
「扇風機をこっちに」
というので、
「ふぅ~ん。ボクだけに向けてくださいってことですか?ふふふ」
「いえ、違います。ゴメンナサイ」
「そうよん。”みんな”いるからね~」
(しばらくしてから、”ボクだけ”にあたるように直しました)
それでもなかなか寝つけない。
もぞもぞと寝苦しくしている模様。
冷蔵庫からとっておきのアイスノンを持ってきました。
11時。
ようやく小さなお客さまはウゴカナクなりました。
寝顔がかわゆい。きゃは。
やれやれ、です。
ビール一杯いこうっかな。
はじめてのお泊り会で、リラックスしているのが感じられ、
冥利につきます。
息子のお友だちや姪を泊めたとき、
時計のチクタク鳴る音にも敏感に反応し、泣いてしまうなど、
いずれのお子たちも、とても緊張していました。
その頃は、わたし自身の緊張も伝えてしまっていたかと思います。
生徒さんに、
「眠れませんか?」
と聞くと、小さい声で、
「シー。他のお友だち(お人形)が寝ています」
と、笑顔で注意をいただきました。
***
翌朝、彼は目覚ましよりも早く起き、ふとんで座っていました。
気がついて、
「もう起きましょうか?」
と聞くと、
「シー。もうじき目覚ましが鳴りますよ^^」
と。
ダンタイコウドウ を守っている模様です。
「おはようの会」のあと、布団をかたづけ、歯と顔を洗い・・・。
重曹熱分解水スプレーを気に入っていただけたようです。
目にしみないし、簡単だし、さっぱりしますよね。
朝ごはんのあと、ベランダで水遊び。
空き缶をいくつか持っていったところ、自分で工夫して並べたり積んだりし、
ホースで撃ち落として遊んでいました。
ホースには、オンオフノズルがついていて、便利です。
「外や人に向けて発射しない」
これは校長先生からのご注意です。
次回は水着で。人に向けるのをOKにしよう。
水鉄砲を100円ショップで2個。ゲットだな。
7時半。
お帰りの会。
ふたたび教室にゼンイン集合です。
校長先生のごあいさつのあと、
「何が一番楽しかったですか?」
と3人のお人形さんへのインタビュー。
花火と朝の目覚ましが楽しかったそうです。
生徒さんがインタビューし、声色を変えて自分で答えていました。
これも、生徒さんが書いてきた式次第の通りの進行です。
うふふ。
かたづけをし、忘れ物の確認をし、8時に出発。
おうちまで2~30分。
一緒に歩いていきました。
歩いて帰るのは彼のマイブーム。
20回ほど、続いています。
歩きながら、いろんなお話をします。
一緒に見た映画の話など、楽しかったシーンを繰り返し、
大笑いしながら話します。
***
ちなみにこれは「授業」です。
ボランティアではありません。
週3回。1年、続いています。
水鉄砲は、首から上に噴射してはイケマセン。
校長先生のお約束でございます。
(かめきっちゃん、ありがとう)