宙ぶらりんで不安な時間
宙ぶらりんで不安な時間。
生徒さんが時間にいらっしゃらず、
連絡も取れず、
# わたしの勘違い?
# 生徒さんの身に何かあった?
などと、不安でいっぱいになり、
生徒さんをお迎えする準備をしたまま、
他の用事をするでもなく。
宙ぶらりんなまま、
ドキドキしたまま、
時間が過ぎ、
やっと連絡がとれ、
わたしの勘違いではなく、
生徒さんもご無事だったとわかったとき、
本当に安堵する。
ほっとする。
わたしの時間が流れ始める。
こんなことはよくあることで、
寒空の下、
もしくは炎天下、
お目にかかるのがきょうはじめて、という生徒さんを待ち続け、
結局いらっしゃらず、
お聞きした携帯の番号にも連絡が取れないまま・・・、
ということもある。
そういうときは、
「最初から約束など何もなかったんだよね。そういう人はいなかったよね」
と、自分に言い聞かせ、とっとと忘れることにする。
そうしたことは、割合とっとと忘れられる。
忘れられないのは、
自分の勘違いで、
「え!きょうのご予約でしたか!?ごめんなさい、きょうは今から・・・」
というときだ。
顔から血の気が引き、
倒れそうな気分になる。
うちのめされ、
しばらく立ち直れない。
「一生そのままへこんでいろよ!」
と思う。
本当に申し訳ない。