光が当たれば闇ではないか?
「テレビタックル」 というテレビ番組で、
悪質化、巧妙化するオレオレ詐欺について、取り上げていた。
オレオレ詐欺で使う、携帯電話や通帳をどのように入手するか。
そこにも焦点を当てていた。
携帯電話や通帳についての情報は
「ネットで」 とのこと。
ネットで 「取引」 を行うのだ。
検索キーワードは伏せていたが、
ヒットした結果(モニター画面)はオープンだった。
「!」。
間髪をいれず、即、検索、即、サイトに入室。
闇取引の内容を確認した。
サイトは直後、
あっと言う間に荒れた。
「テレビタックルから来ました~!」
などの書き込みで。
正規?な書き込みが押し出されるのに、
10分かからなかった。
闇に光があたれば、
闇は闇ではなくなる。
テレビ朝日の意図だったのだろうか。
それもひとつの手かもしれない。
光のあたった闇。
闇取引に手を染めるヤツらは、
いまいましい思いを味わったろうか?
否。
残念ながら、荒らされたサイトはごくごく一部。
世界中の闇に光があたれば、
すべての心の闇に光があたれば、
飢餓、戦争、犯罪、自殺がなくなるだろうか。
否。
残念ながら、まったくもってして、非現実的な話だ。
ひとりひとりが、少しずつ・・・。
まずはわたし自身が、
己の心の闇に立ち向かうことだ。
追伸
翌朝には何ごともなかったかのように、
サイトは、闇の中に埋もれていた。
偽札、偽クレジットカード、身分証明書偽造、大麻、覚せい剤、バイアグラ他各種薬剤、異常に高収入のバイト口の紹介など、情報満載。
情報には、ホンモノもあれば、詐欺もあろう。 ガセ(冷やかし)もあろう。
この不況下に!
ワラにもすがる思いでつい・・・、という場合もあるだろう。
でも、どうか手を染めずにいてほしい。
サイバー警察は、いっそう力を入れ、ネットを介する犯罪を撲滅させてほしい。