子どもを転落から守る(マンションの事故防止)
マンションの屋上で遊んでいて、お子さんが転落死したとのこと。
(2009年3月 屋上の採光穴から転落、小5死亡 東京のマンション)
マンションの大規模修繕委員をしていたとき、
「7階の階段の屋根から屋上に上がれる。実際にあがって遊んでいる子がいる」
と提案し、フェンスをつけてもらったことを思い出した。
きょう亡くなったお子さんは、注意されて、戻ろうとして転落したということで、
他人ごととは思えない。
つい先日も、小学生ふたりに、大声で注意をしたところだからだ。
(きょうお子さんに注意した方のお気持ち、いかばかりだろうか)
子どもは、屋上で遊びたいのだ。
張り紙を貼ったくらいでは、あきらない。
1度や2度、注意されたくらいでは、やめない。
それくらい、屋上は、子どもにとって魅力があるのだ。
どう工夫しようとも、たとえ大人でも、絶対に侵入できない。
そうでもしておかなければ、子どもは登ることだろう。
子どもはきっと、大人以上に知恵をしぼって、
なんとしてでも入ろうとすることだろう、それが子どもなのだ。
子どもらの命を守るために、もっともっと大人は考えなければと思う。
(亡くなられたお子さんのご冥福を祈ります)
(2019年2月19日編集)