いのちの電話がピンチとのこと
いのちの電話がピンチだそうです。
(asahi.com-朝日新聞社 2008年12月30日15時21分)
- (このご時勢で)かかってくる電話は、大幅増。
- しかるに、ボランティア相談員の数は減少。
- 企業などからの資金援助は減少。
(各事務所の維持管理などにかかる経費が、年間数百万円~)
相談員になるためには、有料の養成講座(数万~)を、受講しなければなりません。
各地区のセンターによっては、毎週×1~2年間の受講が必要です。
活動はボランティアで、交通費も支給されません。
深夜の仕事があります。
年齢制限があります、つまり、定年退職後、という形での応援はできません。
難しい条件です。
応募用紙を印刷したりなんかして、どうしようというのでしょう、自分は。
せめて、
寄付をするというのはどうでしょう。
たくさんでなくてもいいんじゃ!
身の丈で!
「ワタシが寄付してもらいたいくらいだよ」
などと、以前は、冗談のように言って笑ったものだけれど、
若かったです、本当に申し訳ない、反省します。
(ユウゲン ジッコウ カンリョウ)
1月2日追記
養成講義(有料)について
例1:いのちの電話の相談員・相談員研修について、ご意見ください
<質問(要約)>
友人が、以前、いのちの電話に相談したところ「作り話じゃないの?」と言われ、自殺未遂をしました。相談員研修を受けてみましたが、”養成講座”はお粗末そのものでした。ご意見ください。当方は心理学を専門に学んだ臨床心理士です。
<回答(要約)>
知人(元教師)が有料の養成講座に行っている時、講師の質の低さをかなり愚痴っていました。相談員に自己満足のボランティアをする方が多いのが現状のようです。教育する側の質が低ければ相談員の質も低くなるのでは?
<質問(要約)>
”養成講座”を受講して3ヶ月。動悸、息切れ、めまい、下痢、難聴などの症状が出て、体重も落ちました。学べば学ぶほどわからなくなる手法、隠蔽体質による閉塞感で、身体はよろよろです。
<回答(要約)>
A:マニュアルでしか対応できないような講座は、講座を仕切る側が無能と言われても仕方が無い。
B:もし、割り切りが出来ないのなら、悪いことは言いませんから、いのちの電話の相談員になることを止められた方が良いでしょう。
C:活動とご自分の間に少し時間と距離をあけてみてはいかがでしょうか。
相談員について
ぶっちゃけた話、いのちの電話の相談員には当たり外れがあります。彼らは心の専門家というよりも、所定の研修を受けたボランティアですから。ただ、勤務はシフト制ですので、もし1回電話してよくない相談員に当たっても、また電話すればいい相談員に当たる可能性はあります。
電話のつながりにくさ
自殺予防における援助機関のあり方に関する研究 より (要約)
いのちの電話のあるセンターの例では、年間約3万件の電話を受けており、そのうち600件が自殺にかかわる相談である。しかし、実際にかかってきた電話の2パーセントしか受信されていないとのデータがあり、そのデータにもとづくと、そのセンターの窓口だけで年間3万件の自殺にかかわる相談が寄せられていることになる。
相談窓口一覧
全国いのちの電話一覧
自殺対策担当窓口一覧
地方自治体の自殺対策
1月9日追記
いのちの電話より、銀行に、
「この振り込みをしたのは誰?」
と問い合わせがあったとのことで、
きょう、銀行から、
「連絡先を先方にお知らせしてもいいですか?」
との連絡がありました。
どうぞ、とお伝えいたしました。
1月14日追記
いのちの電話から留守電が入っていました。
領収書がご入用でしたら連絡ください、とのこと。
いりまっしぇん、と心の中でお返事いたしました。