狭山元気大学24年度ビリヤード指導者養成コース vol.3
第1回(須藤)、第2回(須藤)、第3回(須藤)、第4回(須藤)、第6回(高平)、第7回(梶谷・李)、第8回(須藤)、第9回(須藤)、第10回(長矢)、第14回(須藤)、第15回(須藤)、第16回(須藤)、第18回(須藤)
- 最終更新日:2012.11.23(「スロウのグラフ」に、図2点と記事を追加、など)
第3回 講師:須藤路久氏
角度のある球をつく(スロウ-throw)
どまん中をつけば、スロウは生じない(図A)
的玉のど真ん中に当たれば、スロウが生じない
理論上は90度分離(図B)
玉の接点を濡らして摩擦を減らせば、90度分離に近い結果が出る
実際はスロウが生じる(図C)
手玉と的玉を結んだ延長線上にポケットがない場合、的玉は手玉に押されて、コースをそらす。(=90度分離にならない)
スロウを見越してねらう
(図1):適正な厚み
- スロウを見越して、ポケットの「つの」(角)をねらう。
- 「つの」と的玉を結んだ延長線上に、(的玉の真うしろに)、(ピッタリ隙間なく)、手玉を並べる(つもりでつく)。
- (手玉と的玉の間に、「壁」をイメージしてみよう)
(図2):「薄い」
- 的玉はポケットに入らない
(図3):「厚い」
- 的玉はポケットに入らない
「厚い」、「薄い」、とは?
厚みは、狙ったときの手玉と的玉との重なり。
- 厚いほど狙いやすく、薄いほどむずかしい。
ポケットのどちらのつのを狙うか
- 玉を左に走らせる場合は、左のつの。右に走らせる場合は右のつのを狙う
遠いポケットを狙う場合
- つのよりもさらに玉1個分、ずらして狙う
スロウのグラフ
スロウは、真正面でゼロ。二分の一の厚みのときに最大になる。
視線とキューの方向
的玉を走らせる方向に、キュー全体が向いている。
- 視線も、キューと同じ方向を向いている。
- (玉がポケットに落ちるところは見ない)(覚悟)
目の錯覚をただす
- どれほど正確なショットができても、目が錯覚をしていれば、ポケットに入らない。
手玉のうしろの壁を可視化
二人一組で。ノートのようなものを、的玉の後に、的玉と「つの」を結んだライン上に対して垂直に置く。(壁)
- 相手がおいてくれているノートの壁を参考に、どう狙えばいいか、予想する。
- 狙いが定まったら、ノートを一方がどかす。一方はつく。
的玉のレールを可視化
的玉のレール(布)を、ラシャの上に置く
- レールの延長線上、的玉のうしろに手玉が並ぶようにつく
キューのタップを置いてみる
- 立ち位置から、的玉のレールを予想して、その位置(1点)(ラシャ上)をキューのタップで示す(置く)
- タップをラシャ上に固定したまま、タップに寄ってみる
- タップの位置は、本当に的玉とポケットの「つの」を結んだラインにあるかどうか。予想は当たっていたかどうか。
玉のついたキュー(須藤先生特許)を置く(画像)
- 二人一組で。玉のついたキューを、的玉と「つの」を結んだライン上に置く。
- 相手がおいてくれている玉の位置に手玉が走っていくには、どう狙えばいいか、予想する。
- 狙いが定まったら、玉のついたキューを一方がどかす。一方はつく。
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