狭山元気大学24年度ビリヤード指導者養成コース vol.15
第1回(須藤)、第2回(須藤)、第3回(須藤)、第4回(須藤)、第6回(高平)、第7回(梶谷・李)、第8回(須藤)、第9回(須藤)、第10回(長矢)、第14回(須藤)、第15回(須藤)、第16回(須藤)、第18回(須藤)
第15回 講師:須藤路久氏
カタカナの「イ」をイメージしよう
「イ」のイメージ
-
カタカナの「イ」の字をイメージしましょう。 - 構えたときに、キュー(全体)から手玉、手玉の到達点までのラインが、「イ」の縦の棒になります。
- ラインは(的玉からではなく)手玉を基準に伸ばします。まっすぐな「太いライン」をイメージできたでしょうか。
- 的玉からポケットのつの(端)までのラインが、「イ」の横の棒です。
- 縦の線を動かす(作る)ことで、横の線を作ります。
- 先に横の線を固定するのではなく、まず最初に、縦の線をイメージします。
「イ」をどうイメージするか
- 「イ」の字の交わる部分は、目で見ることができない。見えないものをイメージしてつかなければならない。では、どのようにイメージすればよいか。
- たとえば、正面にいる人の右肩と自分の右肩がぶつかるように、まっすぐ歩く。どういう方向に歩いていけば、相手にぶつかるタイミングで肩と肩が触れるか。
- 見たいと思えば、必ずいつか見えるようになる。
「イ」の練習 その1
- ふたり一組。ひとりは玉をつき、もうひとりはお手伝い。
- お手伝いの人は、玉のついたキューで「イ」の横の線を作ってあげる。(キューの先につけるこの道具は須藤先生の特許。上画像参照)
- つく人は、キューの先についている玉(上の画像の例では紫の4番)を狙う。
- ついた音を聞いて、お手伝いの人は、玉のついたキューをどける。
「イ」の練習 その2
- ふたり一組。的玉を適当な位置に置き、ひとりはキューで「イ」の横の線を作ってあげる。
- もうひとりは玉のついたキューを手玉にみたて、的玉に向けてストローク(イメージトレーニング)をする。
- これで入れるのは難しいので、入らなくてもよい。(つかなくてよい)
ポケット近くの玉を狙うゲーム
- 6か所のポケットの近くにそれぞれ的玉を置く
- 好きな順番でポケットに入れていく
- 手玉をいかに落とさないか、が、ポイント
- 角度をつけてつく
- 引き玉でつく など
- 6個すべて落としたら、次の人と交代
- (何回で全部落とせたかな?)
- (難易度を上げるために、中央に的玉を1個追加してもよい)
顔の位置を正してあげる3つの方法
- キューに対する顔の位置
片側の目が前になってしまっていないかどうか
- 首をかしげていないかどうか
本人がまっすぐ狙っているつもりの場合は、右だの左だの言っても無駄。
「キューの方向を見てごらん」
と伝えてあげると、だいたい直る。
「左肩の内側に左の頬をつけてごらん」
と伝えてあげると、首がかしいでいるのが直る。(右画像はアダムジャパン専属、李プロ)
ラックシートのこつ(ナインボールの場合)
ラックシートを使って上手に組めれば、ブレイクショットで玉が割れ、ポケットインも望めます。(by 須藤先生 授業開始前に・・・)
- 9番に向けて、左右の玉をピッタリつける
- 上下の玉を、9番に向けて、上下からピッタリつける
- 1番と残りの玉を置き、そのままあとはさわらない
- (1番をフットポイントに置き、9番を中央に置く。その他の玉はどこに置いてもよい)
松石さん
柴田です。2013-1-30
第15回ナインボールのラックの件、9番以外はどこへ置いても良いと書いてますが、1番がテッペンも決められてます。
以上
柴田さん
記事、修正いたしますね。ありがとうございました。非常に助かります!!!(感謝!)松石