サーバー(Webサーバー)とは

ひとくちに「サーバー」と言ってもいろいろありますが、この場合の「サーバー」は、Webサーバーを指します。
Webサーバーとは、ホームページを公開するコンピュータのことです。
世界中の人が、インターネットをとおして、そのコンピュータ(Webサーバー)の中に保存してあるファイル(ホームページ)を見ることができます。
通常、ホームページを公開する場合、Webサーバーの役割を専門業者に委託することが多いです。
24時間×365日不眠不休の稼動、不具合時の瞬時の対応など、プロに任せてしまうのが合理的だからです。

自宅サーバーとは

自宅サーバーとは、Webサーバーの役割を <自宅のパソコン> に担(にな)わせることを言います。
本格的に運営されている自宅サーバーは、複数のシステムを同時に動かし、
万が一、1台にトラブルが生じても、瞬時に別のシステムにバトンタッチするしくみになっています。
(残念ながら予算と労力の都合上、ココのWebサーバーは(茂音パソコン塾の運営する自宅サーバーですが)、
管理人が外出したり寝たりするときに落とします、すんません)

必要なもの

自宅サーバーに必要なものは、以下です。

  1. パソコン、インターネット
  2. ドメイン名
  3. Webサーバーソフトウェア
  4. DDNSクライアント
  5. IPアドレスの固定
  6. ルーターの設定
  7. ウィルス対策ソフトの設定

ひとつずつ、説明いたします。

1.パソコン、インターネット

インターネットにつながっているパソコンが必要です。

2.ドメイン名
ドメイン名とは・・・たとえば

Internet Explorer の左上に、ドメイン名が表示されています
たとえば、Yahoo! JAPAN のドメイン名は、yahoo.co.jpです。
このサイトは、showmone.ddo.jp。茂音パソコン塾は、syoumo.net。ちらうら蚤の市は、showmo.net

ドメイン名とは

ドメイン名は、Webサーバーの住所のようなもので、世界にふたつと同じものはありません。

ドメイン名の取得

ドメイン名は、専門業者のホームページで取得します。
無料で取得することもできます。(このサイト – showmone.ddo.jp – のドメイン名は無料です)

3.Webサーバーソフトウェア

Webサーバーソフトウェアとは、そのパソコンをWebサーバーとして働かせるために必要なソフトウェア(例:AN HTTPD、Apache)です。
主に以下の設定を行います。

  • どのフォルダを、ホームページとして公開するのか (以下の例では、D:\www)
  • 何番のポート(港)を経由して、ホームページをご覧いただくか (通常80番)

Webサーバソフトウェアの設定例
※ AN HTTPD の詳細な設定方法については、右のサイトを参照ください。  AN HTTPD の設定

4.DDNSクライアント

DNSとは、ドメイン名のこと。DDNSは、ダイナミックDNSのこと。
ダイナミックとは、英語で「動的な」という意味があります。
実は、プロバイダ(ISP)から割り当てられる住所(グローバルIPアドレス)は、多くがダイナミック(動的)です。つまり変動します。
変動する(=ホームページを見るたびに、住所が違う)のは困ります。
迷子になる、というか、探しようもなく、そのホームページを見ることはできません。
そこでご登場願うのが、DDNSクライアント(例:DiCE)です。
DDNSクライアントは、Webサーバーとドメイン名とを直接結びつけてくれるので、住所の変動を心配する必要がなくなります。
ドメイン名を目指して進めば、迷子になることなく、見たいWebサーバーに無事、到着!ということです。
DDNSクライアント設定例
※ DiCE の詳細な設定方法については、右のサイトを参照ください。 DiCE DynamicDNS Client

5.IPアドレスの固定

プロバイダ(ISP)から割り当てられる住所(グローバルIPアドレス)が建物名だとすると、
建物内(ネットワーク上)のそれぞれの部屋(複数のパソコン)にも、個別の住所(プライベートIPアドレス)があります。
やっかいなことに、このアドレスも変動しますので、変動しないように、固定します。
下の画像は、このパソコンの住所(プライベートIPアドレス)は、「192.168.1.3」で固定するよ、という意味になります。
インターネットプロトコルのプロパティで、[次のIPアドレスを使う]の設定を行う
※ IPアドレス固定の詳細については、右のサイトを参照ください。 IPアドレスを固定設定する方法

6.ルーターの設定

※ ルーターの設定は、機種により異なります。詳細は、お使いのルーターのマニュアルをご覧ください。
※ お手元にマニュアルがない場合は、インターネットで検索してみましょう。 例: Web Caster V110 マニュアル

IPアドレスの固定

パソコンの個別の住所(プライベートIPアドレス)を、ここでも固定します。
すべてのパソコン(LANカードのネットワーク機器のハードウェア)は、MACアドレスという12桁の番号を持っています。
このMACアドレスは、原則、一意であり変動することがありません。
そのMACアドレスを、プライベートIPアドレスと結びつけます。
下の画像は、MACアドレスが 02:00:**:**:**:** のパソコンの住所(プライベートIPアドレス)は、「192.168.1.3」 ですよ、という意味になります。
同じ建物(ネットワーク内)の 「特定の1台」 をWebサーバーにしたてあげるべく張られた伏線。 これはその伏線のひとつ、というわけです。
ルータでのIPアドレス固定、設定の例
※ マックアドレスの調べ方については、右のサイトを参照ください。 IPアドレス/MACアドレスの調べ方

開放の設定

パソコンは幾重にも守られ、外部からの浸入を防いでいます。
ホームページを 「公開」 するためには、外壁に 「通り道」 をつくる必要があります。
80番のポートを開放し、かつ、プライベートIPアドレス(下の画像の例では、192.168.1.3)と結びつけます。
下の画像は、「192.168.1.3」という住所を持つパソコンを、80番ポートで開放しますよ、という意味になります。
ルータの「開放」設定の一例(Web Caster V110の場合)
※ 開放の詳細については、右のサイトを参照ください。 自宅サーバーのためのルーター設定

遮断の設定

開放することで守りが弱くならないよう、「遮断」の設定もします。
ルータの「遮断」設定の一例(Web Caster V110の場合)
※ 遮断の詳細については、右のサイトの「■フィルタの設定」を参照ください。 ルーターの設定

7.ウィルス対策ソフトの設定

パソコンを守る城壁のひとつ、ウィルス対策ソフトでも、「ポート開放」の設定をします。
ウィルス対策ソフトでポートを許可する設定例
※ ウィルス対策ソフトの設定は、ソフトやバージョンにより異なります。詳細は、マニュアルをご覧ください。
※ お手元にマニュアルがない場合は、インターネットで検索してみましょう。 例: Norton internet security 自宅サーバー 設定