遠い昔の土曜日(poem)
100点満点の(つもりの)笑顔
100点満点の(つもりの)気遣い
失敗のないように
できる、きっとできるから
できうる限りいっぱいいっぱい
失敗しても何度でも起き上がって
笑顔、また笑顔、またまた笑顔
笑顔、心から笑顔、力いっぱい笑顔
やっと顔片面の小さなほほえみを得て
口をきいていただいて・・・
そんなふうに
その都度、長いとしつきをかけてやっと勝ち得る平穏なのに
ひとつかけ違えたボタンが怒りを買う
悪気がないというのは言い訳にならない
その人は逆上し
耳にも心にも「声」が届かない
どんな声も届かない
ふたたび「言葉」を得るのに
いかほどの月日を要するのだろうか
涙は無駄にさみしく頬を流れる
平和とはなんだろう
しあわせとはなんだろう
がんばればいつかきっと願いがかなうというのはうそなのだろう
願いがかなったと感じたのは幻なのだろう
自らの努力のおよぶところに存在しない人・・・
叶うならどんなことだってするだろうに
わたしはアナザーワールドの住民なのだろう
ひろい地球でひとりぼっち
そんなふうに感じた土曜日だった
遠い遠い土曜日のことだった
昔むかしのことだった
