「マツイシさーん!」
道の向こうから、近所の方から声をかけられた。
「はーい!」
「ダンナさん、いないんだって?どうしたの?
アメリカにでも転勤になったのかしらね、ってうちで言ってたのよ」
「???」
「この子が言うの。『オバチャンひとりなの』って言ってたって」
「うん!聞いた!」
幼稚園?のお嬢ちゃまが手をあげた。

(そんなこと言ったっけ?)

「でも、息子さんがいるはずだし(ダンナさんがいなくても、ひとりじゃないよねぇ?)」
と奥さま。
「息子はふたりとも、これこれしかじかで今はいないの。
・・・そのときオジチャン、まだ帰っていなかったんじゃないかな?」

 ***

憶測がふくらむと、具体的な地名(アメリカ)まで出ちゃうか?
もしかすると、捨てられたとか、逃げられたとか、そんな憶測もあったかも?
奥さん、仕事がんばっていたし、ダンナさんも大変よねぇ~?とか?
(うひひ)(こちらも負けずに、オクソクでガンス)

確認作業(プチ国勢調査?)は終了し、釈放されやした。えへ。