発端はおととい。

次男が、ゴミを袋に入れていた。
彼はゴミ出し(すべて)の担当なのだ。

4月に彼はここから巣立つかもしれない。
二転三転して、そうなる気配だ。
ゴミ出しの光景は、もう見られなくなるかもしれない。
さみしいなぁ。

「君がいなくなったら、うちはゴミ屋敷になってしまうね」
そう言ったところ、
そう言ったところ!
「すでにゴミ屋敷じゃん」
と。
(ガーン)
(オヌシ、言っていいこととアカンこととあるじゃろー)w

そりゃそうだけれど、捨てられない性分なんだもの。
君の幼稚園のときの、担任の先生のお手紙とか、作品とか、
着られなくなって何十年もたつのに、いつか着られるようになるかもという洋服とか。
捨てられない。

「そういう言い方はないでしょう!」
と喧嘩になった。
息子は、
「別に責めてないじゃん」
と言ったけれど・・・。

わたしは、家がかたづかないことを、非常に気にしている。
なんとかしたいのにできない。
情けない。

きのう、外勤の往復の車中、思い切って息子に
「ゴミ屋敷をかたづけるバイトをしない?」
と持ちかけてみた。
「いいよ」
と息子は快諾。
(おお!)

さっそくきょう、息子がゴミ袋を大量に買ってきた。(はやっ)
「(わたしは)きょうはしないよ」
と言ったところ、
「かっちゃんは何もしなくていい。
捨てるか捨てないかの判断だけしていただければ」
とのこと。
(おお!)

20年前のベビーカーとか、
何十年も使っていないウィンナー作り器とか、
そういうのも捨てたいのよね。
棚、洋服ダンス、押入れ、冷蔵庫などなど、
どうせなら思いっきりやっつけたい。

お嫁さんと一緒に台所に立ちたいじゃん。
孫を、危険のないスペースで迎えてやりたいじゃん。
死んだあと、息子らに面倒をかけたくないじゃん。

「それなら思い切ってやるよ。はじめるね」
息子の目がキラリと光った。

「あたしさ、やろうと思って広げたら、その時点で疲れちゃうんだよね、
でね・・・」
「雑談タイムではありません」
「コミュニケーションを・・・」
「コミュニケーションは必要ありません。はじめます」
(敗北・・・)

家がかたづきそうな予感である。
やったー!