「アイツはわたしのパパなのだろうか」
と時々錯覚する。
アイツとは、次男だ。

麦茶を冷蔵庫で冷やしておくための容器を買ってきて、
「600円です」
と、次男がレシートを持ってきた。
「高っ」
と言ったところ、
「”600円!”と思いながら、冷蔵庫から出しましょうね」
と次男。

そうなのだ。わたしったらば、
保冷器に2リットルも麦茶が入っていると、
水がゆれるし、持ちにくいし、水滴でぬめるし・・・。
(すまん、言い訳だ)

去年1個落として壊し、
今年になってまた1個落として割った。
(床が水浸し・・・)

わたしが割った保冷器はいずれも、
店で選んで買ってきたのが次男なものだから、
(請求はわたしに来るけどね)
「今後気をつけます」
とわびた。
「だいじょうぶですよ。また買ってくればいいんですから^^」
と次男。(余裕の貫禄・・・)

そして3個目は600円、というわけだ。
次男はオラにクギを挿す。
「前(の安物の保冷器)より丈夫だと思うけど、だからと言って、
落としても壊れないということではありませんからね」

はいはい。ごもっとも。すまんことです。気をつけます。

親のメンツをつぶさぬよう、出過ぎぬよう、
彼なりに配慮はしておるものの、
アレは、どうやらパパなのだ。
前世でオラのパパだったかもな、トホホなオラだ。